【クラブ取材訪問】岐阜ロータリークラブ

【公共イメージ委員会クラブ取材訪問】~岐阜ロータリークラブ~


 地区公共イメージ委員会の土屋(関中央RC所属)です。6月13日(金)に岐阜ロータリ—クラブに取材訪問いたしました。12:30開始ということでしたので、1時間前の11:30ごろ 都ホテル岐阜長良川2Fの例会場に到着しました。小川真奈会長 川上秀人幹事にご挨拶したあと指定された席に着いて待っていたのですが、その後97歳なられる長老辻様がおみえになり、ご挨拶と色々な昔話をしていただきました。
60年以上在籍しておられること、先輩が厳しかったこと、私の職業を聞いてもっとRCを積極的に利用しなさいと言っていただきました。この席は辻さんと杉山さん、岡本さんの3人が着座されるとのこと。3人とも90歳以上なんて思えない若さでした。図々しいとは思ったのですが、3人の記念写真をお願いしたら快く承諾していただきました。ありがとうございました。
 例会がロータリ-ソング・四つのテストで始まり、会長挨拶から食事に入りました。委員会報告・幹事報告まで食事時間が取られています。他クラブではあまり見ない光景でした。
 今例会は会員卓話で高橋伸治パストガバナーです。テーマは『ロータリアンの矜持(誇り)とRIの現状』です。以前も色々な大会でお聞きしたお話でしたが、熱がこもっていてすばらしい卓話だと思います。詳細はまた高橋パストガバナーの講演をお聞きください。卓話終了後いきなり鐘が鳴り、例会終了となりました。これもめずらしい終わり方だと思います。
 例会終了後、小川会長・川上幹事にお話をお伺いしました。前もって質問事項を送付していたので基本情報の確認をした後、会長が回答をスマホに準備しておられたので、それを読ませていただきました。後日、回答をメールしていただくことにしてこの日は終了となりました。
 翌日にメールをいただいたので転記します。
① 基本情報の確認
現在の会員数83名(うち女性会員1名)。ここ10年くらい84名前後で推移しているようです。
② クラブの歴史と特徴
岐阜ロータリークラブは1935年(昭和10年)に名古屋ロータリークラブのお世話で創立されました。当時は大正浪漫の時代から昭和初期の暗い時代への入口であり、戦時下では国際ロータリークラブを脱退し、独自の活動を続け存続いたしました。1932年にハーバードテイラーが提唱した4つのテストを今もなお大切に守っております。ハーバードテイラー氏は岐阜RCを訪問しています。
③ クラブ活動と主な奉仕活動
4つテスト委員会が存在し、4つのテスト奨学生の募集並びに奨学金の支給を行っています。岐阜市内の高校2校、3年生及び2年生に1年間の支給を行っています。また、4つのテストマナー教室という事業を行っており、都ホテルのフランス料理、テーブルマナーを学ぶとともに、4つのテストの意義を学んでいただきます。4つのテストカラーリングブックを岐阜市内の中学2年生全員に3800部配つています。4つのテストの啓蒙活動を行っています。
④会員増強の状況とその方法
 会員間でロータリークラブ会員となつていだけそうな方をご紹介いただき、審査の上入会していただいているところです。特に目立った活動をしているわけではありません。
⑤広報と公共イメージの向上について。
 本年は創立90周年ということもあり、岐阜県立岐阜盲学校の生徒さん、教職員、ご家族、並びに関係者、県内の目の不自由な方をお招きして、昨年12月初めにクリスマスコンサートを開きました。新聞報道を通して広報と公共イメージ向上に寄与しています。
以上、丁寧に回答してくださり、ありがとうございました。
 今回の取材は名門クラブということもあり、緊張していたのですが、会長・幹事さんはじめ会員の皆さんが気軽に話しかけて下さり心が安らぎました。この取材も私にとって貴重で有意義な忘れられない時間となりました。
 岐阜ロータリークラブの皆様、本当にありがとうございました。

 1枚目の写真(小川会長、川上幹事)
 2枚目の写真(辻さん、杉山さん、岡本さん)
 3枚目の写真(高橋パストガバナーの卓話)