【地区補助金事業】名張に纏わる『能』の魅力を映像にして、教育や生涯学習の参考教材にする(名張中央RC)

会長 生田亮司

幹事 近藤槙平

支援委員長 松原克文

★企画の目的★

世界最古の音楽劇『能』が名張で創座をされ、現在まで700年以上原型を留めている芸能の価値を、子どもはもちろん、地元の大人の方へも知っていただき、郷土愛の育成、愛好家の育成、地元芸能の発展に寄与します。また、三重県文化財に指定されている宇流冨志禰神社で保管・展示している能面の価値も知っていただくことで、地元の宝物として認知いただき、後世に守っていただく礎を築くことに寄与いたします。

★プロジェクトの概要★

2022年7月から2023年2月にかけて、月に一度程度、関係者で集まり、ストーリーを作成。同年9月28日の例会時には、能のシテ方観世流 準職分「上野朝彦」先生にお越しいただき、能の魅力を会員に伝えていただきました。同年10月9日に「抹茶を飲みながら、名張の文化『能』を見よう!」を催し、市民の方に能を親しんでいただきました。

2023年1月に入り、随時、撮影を開始しました。通常のカメラやドローンなどを使用して、映像会社の方には丁寧に撮影していただきました。また、動画の中にイラストを使用したく地元の中学校美術部に依頼し、デジタル・イラストを作成していただきました。今後の予定は、当会のプログラムのスケジュールに合わせて5月24日の奉仕プロジェクト担当の例会時、映像の披露を行い、その足で名張市の市長、教育長へ直接、寄贈させていただきました。地元のケーブルテレビや地方版新聞記事にも載せていただき、市民にも周知できました。

★周知方法★

名張市内の小学生・中学生は授業の中で郷土学「なばり学」を受講します。その教材として使用いただきます。動画は、当会のYouTube動画としてアップするので、多くの市民の方に見ていただける機会を作ります。

★協力団体★

・朝陽会館(能楽師の団体):能の講演、指導

・わたし館(映像作成会社):動画撮影、編集

・有限会社Fairy:ドローン撮影

・桔梗が丘中学校美術部:デジタル・イラストの作成

・名張市教育委員会:ストーリー作りの検証

・株式会社アドバンスコープ:映像提供

・能を考える会(市民活動団体):スト―リー作り、PR